結局はおあずけを食らったまま



今朝も少し早めに目が覚めた俺。

起床前の妻に対し果敢にスキンシップを図ってみた。

寝返りをうって手を伸ばし、偶然を装って指先は妻の敏感な場所。
俺の指先の感触に妻の身体がビクンと反応する。

「また、そんなとこさわってくる」

小さく囁く妻。
でもその口調に嫌がっている気配はない。

セックスレス解消の審判が下されている俺の行動に迷いはない。
調子に乗りつつも俺は妻の感じる部分を優しく撫で回す。

「あっ、ん、あ、いや」

何とも、そそる妻の声。



久しぶりに聞くその悩ましい声に俺の股間も固くなるのは当たり前。

俺の指の動きに腰をくねらせる妻。
閉じていた妻の脚は自然と開いてくる。

そして、

「PiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPii」

いいところで鳴り響く目覚ましくん。
癇に障る目覚まし君の電子音だが、 悔しいかな場の空気をものの見事に読んだタイミングだ。

「朝の支度しなくっちゃ」

妻は目覚ましを止めて、慌ててベッドから起き上がった。

そして今日もおあずけを食らった俺は、
朝から熱く脈打つ股間を鎮めながら出勤するのだった。

夜に期待をしつつ。

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