本日のお父さんの業務は全て終了しました。またのご来店をお待ちしておりま~す

過去のことを少しずつ書いてみようと思う。
今の家庭を築き上げるまでのことを思い出しながら。

俺の現在の家庭は再婚家庭。
それぞれ子連れで結婚した俗に言うステップファミリーだ。

俺には実子が2人いるが3年間の家庭内別居&仮面夫婦を経て、その子らが7歳と3歳のとき離婚した。
子供らに悪いなと言う罪悪感を覚えながらも、十分に人生を楽しんだし、後は子供らのためだけに生きてみるのもいいかな。

なんて考えて4年間ほど父子家庭をやってました。

最初の頃は必死だった。
子供らに対して疲れた顔も寂しい気持ちも不安も見せられない。
子供らが寝静まると、やっと今日も終わった~と安堵のため息の毎日だった。

おやすみの変わりに、

「ピンポンパンポ~ン、本日のお父さんの業務は全て終了しました。またのご来店をお待ちしておりま~す」

そんなアナウンスを寝かしつける前に子供らにしながら、自分なりに、あくまで自分なりに一所懸命の日々だった。



年に20日もらえる有給はきれいに使い切ってしまっていた。
熱を出した。
怪我をした。
具合が悪い。
学校や幼稚園から呼び出されれば、休みを取って迎えにいく。

特に下の子は喘息をもっていたので、夜中の発作で病院に行ったり、喘息で眠れない日は朝まで膝の上で抱きながら寝かせたこともあった。
徹夜明けで出勤なんてこともあったし、そのまま翌日は病院へなんてことも少なくはなかった。

一年間で自分のために取った休みは2日ほど、あとは子供らのために使っていた。

その当時の職場がそういうことを理解してもらえる職場だったんで、やっていけてたのかもしれない。

当時の上司が言ってくれた。

「お前は何のために働いている?」
「家族のため、子供のため、自分のためだろ?」

「他の社員や会社に迷惑にならないなら、しっかり休んで、しっかり働け」
「疲れた面して会社に来るな!」

意外に恵まれた職場環境だった。

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